石川県内の公立高校受験 入試の情報と特徴【平成30年(2018年)度版】

何も書いてない黒板と教卓

<一般選抜>

 

 石川県ではかつては県北部の能登市区(珠洲市、輪島市、七尾市、羽咋市、能都町、穴水町、志賀町、中能登町、宝達志水町)、県中央部の金沢市区(金沢市、野々市市、かほく市、白山市、内灘町、津幡町)、県南部の加賀地区(加賀市、小松市、能美市、川北町)の3学区に分け、居住地区の学区にある高校しか受験することが出来ませんでした。

 

しかし、平成16年から募集定員の50%が全県一区として越境受験することが可能となり、より自分の行きたい高校を選択して進学することが可能となり、交通の便が良くて大学の進学実績が高かったり、部活動の盛んな人気校(羽咋高校、金沢桜丘高校など)では益々高倍率となり、競争が激化しました。出願変更期間があるので、例年以上の高倍率となった高校ではこの間に志願者が減少することもあります。当初は強気で第一志望の高校に出願し、出願者の変更状況を見守りながら最終的な判断をすることも有効となります。

 

その反面、能登地区では中学生の人口減に加えて、特に奥能登在住の受験生を中心に、金沢地区の金沢泉丘高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校への越境受験生が増えたことで、募集定員数を割る高校が増え、かつての人気進学校であった珠洲市の飯田高校や輪島高校の倍率や合格点が下がってきました

 

これはもともと奥能登地区の優秀な受験生の中でも地元の飯田高校や輪島高校に進学しない優秀な子たちは、学区トップ校である七尾高校へ下宿して進学していました。これをどうせ下宿するのであれば、より大学進学実績の高い金沢地区の金沢泉丘高校をはじめとする上位校に下宿して進学しようとする受験生が増えたことが原因です。

 

しかし、こういったかつての伝統進学校では過去の大学進学実績が高いことから、多くの難関私立大学の指定校推薦枠を持っているケースが多くあります。また近年は生徒の募集定員数が減少していることで、能登地区の高校では伝統的にもともと受験指導などに面倒見のよいところに加えて、よりきめ細かい指導を受けられるメリットもあります。

 

こうした背景から、越境受験が可能となった初年度は能登地区で上位大学への進学実績が高くてJRで通えるといった交通の便のよさから羽咋高校が一番人気でした。金沢市内の高校にこだわらず、こうした伝統校を志望するのも、大学受験を見据えた時には有効な選択肢となります。

 

また部活が盛んで強豪な金沢商業高校や石川県立工業高校、金沢市立工業高校では、部活動をはじめとして推薦入試で内定している生徒数も多いため、一般入試においては学科によって毎年高倍率が繰り広げられています。

 

高校毎の更に詳しい情報を知りたい方は【石川県公立高校受験 入試志願倍率表【平成28年度版】】【石川県内の高校受験 偏差値情報 】も是非ご覧いただけたらと思います。また個別のご相談などありましたら、石川県金沢市で20年、子供達の学力を育ててきた家庭教師アズ金沢教室0120-66-2020にお気軽にご相談していただけたらと思います。

 

 

出願・出願変更

出願できるのは1校1学科のみです。出願後、全ての学校・学科において志願変更することが可能となります。

出願期間 平成30年2月15日(木)~2月20日(火)
志願変更 平成30年2月23日(金)~2月27日(火)
第2志望 同一校における第2志望又は併願を認められており、学科間やコース制をとる普通学科で認める学校で選択可能です。
学力検査

国語」、「理科」、「英語」の3教科で実施されます。各教科の試験時間は50分で配点は100点満点。1日目に3教科の学科試験、2日目に「社会」「数学」の2教科と学校によっては面接・適性検査が実施されます。傾斜配点は学校・学科ごとに2教科まで2倍を超えない範囲で認められている。

入試1日目 平成30年3月6日(火)
入試2日目 平成30年3月7日(水)
学校以外の検査

学校・学科毎の内容で実施されます。内容は、面接・適性検査。

入試2日目 平成30年3月7日(水)学力検査後に実施
検査科目 学校名
面接 大聖寺実業  加賀  小松商業  小松工業  寺井  鶴来  松任  翠星  金沢辰巳丘  金沢商業  県立工業  金沢北稜  金沢向陽  内灘  津幡  羽咋工業  宝達  志賀  七尾東雲  田鶴浜  穴水  能登  門前  輪島  飯田  小松市立  金沢市立工業
適性検査 鶴来:スポーツ科学  金沢辰巳丘:芸術  県立工業:工芸・デザイン  津幡:スポーツ健康科学  小松市立:芸術
調査書 1学年1教科を5段階評価で9教科、これを3年分記載し、5段階評定以外の調査書の各校についても記載したもの。
合否判定

中学校3年間の調査書及び成績一覧表による内申並びに2日間の学力検査の結果を資料に、これらの相互関係等を十分に考慮して審査されます。面接や適性検査を実施した学校においては、その結果も含めて参考にします。

合格発表 平成29年3月14日(水)正午

 

<推薦入学>

募集人数 普通科  募集人数は募集定員の20%以内。
その他  募集人数は募集定員の25%以内。
出願資格 普通科  推薦にふさわしい学力を有し、当該高等学校が定める推薦要件を満たすこと。
その他  当該学科(コース)に対する興味及び関心を有し、志望する動機、理由が明確かつ適切であること。調査書に優れた点や長所の記録を有すること。
出願期間
平成30年1月30日(木)~平成30年2月1日(木)
検査

志願者について、面接を実施。一部の学校では、面接の他に適性検査及び作文のうち一方か両方を実施します。

実施日 平成30年2月6日(火)
適性検査 工芸科、デザイン科、スポーツ健康科学科、演劇科、普通科のスポーツ科学コース、芸術コースについて、行う。
合否判定

中学校長から提出された推薦書、志願理由書及び調査書並びに面接の結果を資料に、これらの相互関係等を十分に考慮して審査されます。面接や適性検査を実施した学校においては、その結果も含めて参考に合格内定者を決定する。

内定通知発送日 平成30年2月13日(火)
合格発表日   平成30年3月14日(水)正午
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