金沢や石川県の不登校の子供たちへ

晴れた日の雪景色

石川県内における中学生の不登校者数は石川県の学校基本調査【いしかわエンゼルプラン2015】によると、平成18年度から平成25年度の8年間の期間に平成23年度の877人を最低に平成25年度の932人が最高となっており、毎年概ね900人前後で推移していることがわかります。石川県内の総中学校数は国公私立89校となっているので、一概には言えませんが、単純計算すると1校あたり約10人の不登校生がいることになります。

 

 

今までに出会った不登校の子供たち~不登校になったきっかけと思い~

 

家庭教師アズ金沢教室にも毎年、不登校のお子さんを抱える複数のご家庭から家庭教師のお問い合わせをいただいており、現在も不登校生のお子さんの指導を担当させていただいております。今までにお世話してきた中で最も早い時期から不登校になった中学生のお子さんは、金沢市内の中学校一年生の男の子でゴールデンウィーク明けから休みがちになり、夏休み明け以降は全く学校に行けなくなっていました。

 

この生徒の場合は、当初は何となく体がだるいからという理由で時折休んでいたら周囲の声が気になって徐々に行くのが億劫になり、夏休みを期に完全に学校へ行けなくなってしまったようです。明日こそは頑張って学校へ行ってみると強く心に誓い、朝も登校に合わせて目が覚めるものの、いざ学校へ行こうとすると心と体が重くて動けなくなってしまうのだそうです。

 

結局、その後の中学校生活では教室で授業を受けたり、別室で一日を過ごしたこともなく、かろうじて中三の後半に何度か担任の先生に顔を見せるため、みんなが授業をしている時間帯に少しだけ行くのが精一杯でした。ある時、「何で学校に行けなくなったの?」「今はどう思っている?」と聞いた時、「最初はほんの少し休むだけだからいいやと軽く考えていて、まさかその後こんなにも学校へ行くのが大変になるとは自分自身も思いもよらなかった」と言っていました。今では、「最初に何となく休んでしまったこと、その後、周囲の声が気になろうが、しばらく学校に通い続けていればこんなに苦しまなくでもよかったのに、と今では後悔している」、と言っていたのがとても印象的でした。

 

またある金沢市内の女の子の場合は、もともとは数人の仲良しグループで部活も休み時間もいつも一緒だったのに、ある時を境に急にこの友人たちから距離を置かれて無視をされるようになり、何度か関係修復を試みようと話しかけようにも話を聞いてももらえず、結局このことが原因で学校に行くのが辛く行けなくなったようでした。

 

その後、学校の先生や親御さん同士が間に入って仲介をしようとしてくれたようでしたが、何気なく友人にかけた言葉が相手にはその真意が伝わらず、悪く解釈されてしまったようで、傍からみたらボタンの掛け違えのような出来事なので、お互いに正面から向き合って話し合ったら難なく解決することが出来そうな気がしますが、当の本人たちにとってはそういうわけにはいかなかったようです。

 

 

今見ている世界が全てじゃない!~まだ見ぬ世界があなたを待っている~

 

不登校になる理由は人それぞれだと思いますので、私は一概に学校は休まずに行った方がいいとは言えません。不登校になった大半のお子さんは何かしら対人関係でうまくいかなくなって、その状態で精神的に苦しみながら学校に通うのは大変辛く、学校に行かないことでむしろ自分自身の精神を守っているとも言えます。特に思春期で多感なこの中学生の時期には繊細で、傍から見たらちょっとした些細なことのように思えることでも、大変傷つきやすく、心に傷を負って引きずって不登校になってしまうことも多いようです。

 

そして、まだ人生経験も多くはないため自分の知っている世界も狭く、今自分が所属している中学校生活や住んでいる地域の生活が全てだと思い、余計に自分自身を追い込んでいるような不登校のお子さんもよく見かけます。こうした心に傷を抱えて辛く苦しんでいる子に対して、「下を見ないでとにかく前を向いて頑張れ!」などとはとても言えませんが、石川県内で長年活動してきた家庭教師アズ金沢教室代表の私谷口から一つだけ伝えたいことがあります

 

それは、自分が今見えている世界はこの世の中のほんの一部でしかなく、これから高校進学・大学進学・社会人として就職と進むにつれて、金沢市・石川県内を超えて見える世界はまだまだ広がっていくことだけは確かだということです。

 

今すぐにこの言葉を信じて考えを変えるようにとは言いません。しかし、確実に石川県内の中学校卒業後にはまだ見ぬ可能性ある世界が、そして未来があなたのことを待っています私自身も、中学生・高校生の時には対人関係で自分の思いがうまく相手に伝わらなかったことで関係がこじれて修復するのに苦労したり、また若く自分の狭い視野でしか物事を見ようとしていなかったことで、相手のためにある言葉をかけようと行動することが出来ぬまま離れ離れになって後悔した経験もあります。

 

大人になった今なら「あの時にこうすればよかった」、「もっと勇気を出して行動すればよかった」、と思うことも多々あります。その後の自分の人生経験から学び、得たことから自分自身に掲げているモットーは「やらない後悔よりもやって後悔する方がずっといい」ということです。

 

 

自分の心との向き合い方~苦しみは優しい心を育む~

 

人生において、一度も失敗せずに思う通りに歩み続けることはなかなか出来ません。むしろ失敗は誰しもが経験することですから、失敗を恐れて挑戦することをしないのではなく、挑戦して例え失敗してもそこから何かしらを学び自らの経験値として今後の人生の糧にすることはとても有益なことだと思います。

 

今は辛く苦しい時だと思いますが、「永遠にやまない雨はない!」、「抜けられないトンネルはない!」、この言葉を頭の片隅において、くれぐれも自分の心に噓をついて無理をする必要はありません。ただ、限りなく広がっているあなたの未来のためにも、自分の可能性を狭めて潰してしまうことは大変もったいないことです。

 

自分のペースで構いません、ゆっくりでもいいし、例え立ち止まることがあってもいいと思います。それでもしばらく経った時にふと自分の歩んできた道を振り返った時に一歩でも前進していたら自分のことを褒め、あなた自身が認めてあげて下さい。この積み重ねの先に、自然と自信が芽生えてくるでしょう。

 

こうして自信が湧いた先には、自分が進みたい道がぼんやりとでも見えてくる時が必ず来ます。そして、自分の進みたい道が見えた時には力強く前へ進んでほしいと思います。その時には、同じ道を志す新しい出会いがあなたのことを待っていますし、それがその後のあなたの人生にとってかけがえのない一生の財産となりうる友人と成り得るかもしれません。

 

今は大変辛くて苦しい時間を過ごしているかもしれませんが、あなたが辛く苦しんだ分だけあなたは人の心のやわらかい部分を感じ取り、心の痛みや苦しみが人一倍わかることが出来る優しい心を形成している最中だと私は思います。

 

 

あなたの辛い心の苦しみを完全に理解してあげることは出来ないかもしれませんが、あなたの悩みや辛く苦しい気持ちを聞いて寄り添ってあげることだけは出来ます。不登校で苦しんでいる人はあなただけではありません。家庭教師アズ金沢教室で今までに数多くお世話してきた不登校生の子の経験から、不登校期間の勉強の進め方や進路についての実例をご紹介したり、あなた自身に合わせた取り組みを考え、ご提案することが出来ます。お気軽に代表の私谷口までご連絡(0120-66-2020)いただけたら、親身にご相談にのり、あなた力になりたいと思っています

 

 

 

 

 

 

 

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