分かっていたのに得点出来なかった~ガラスの天井~

ガラス天井の上に見えるビル

金沢市内・石川県内では毎年5月に中間テスト、6月末から7月初旬にかけて期末テストが実施されています。定期テストが終わって結果が出揃った頃に、生徒たちからよく耳にする声があります。

 

「本当はわかっていたのに、ケアレスミスしてしまった。」

「テスト勉強の時にやったはずなのに、試験中に頭の中から出てこなかった。」

「後で解き直したら、ちゃんと出来たのに。」

 

「これらいずれかの経験をした方は多いのではないでしょうか?」私自身も何度も経験した記憶があります。私自身の経験だけにとどまらず、学生時代に経験した家庭教師、大手進学塾で専任教師をしていた時、家庭教師アズ金沢教室での経験を通しても非常に多い声だな、という印象があります。

 

分かるはずなのに得点出来なかった原因

 

「これらの生徒たちは一同に自分では分かっていると思っているのに、なぜ得点出来なかったのでしょうか?」その原因について、探っていくと大きく分けて3つのことが考えられます。

 

<原因>

 1、ケアレスミスに対する意識が低いこと

 

 これは成績上位層の子も含めて得点が安定しない子に最も多い原因です。特に成績上位層の子ほど、

 

 「応用問題は得点出来たのに、簡単な計算問題でケアレスミスをしてしまった。」

 「問題の内容を早とちりしてしまっただけだから、本当ならもっと得点が高かったのに。」

 ケアレスミスは分からなくて解けなかったわけではないから、本当のミスではない」

 

 と自分の中に言い訳を作ってしまっていることが最大の原因です。ケアレスミスでもミスはミスです。どん

 なに惜しいミスであろうが、採点者は正解が書けているのか否かしか見ません。こうした意識を変えない限

 り、なかなか改善されることはないでしょう。ただ、直接お子さんの指導をしている家庭教師の立場から見

 ると、大変もったいなくもどかしい思いがします。内容は分かっていたはずなのに、ケアレスミスをしてし

 まった場合であろうと、自分の中に言い訳を作らないことが改善するための第一歩です。

 

 

 2、自分で分かると認識するハードルが低いこと

 

 これはある程度テスト勉強をしてきたのに、テスト本番で思うように得点が伸びない子の原因です。

 

 「わかっているつもりだったのに、ワークの問題と言い回しが変わったら出来なかった。」

 「模範解答を見たら理解できるのに、テストの時はわからなかった。」

 

 とテストを受ける前まで、自分自身ではきちんと分かっていると思っていることが原因です。さすがに「分

 からない」ことに対して、「分かる」と思うことは無いはずです。自分の中では しっかりと分かっている

 つもりなんですから、当然疑うこともなく、テストのように確認をしようとはあまりしません。一度解けら

 もう大丈夫、と思い込みがちです。しかし、よくよく考えてみると一度解けた時とは、一つの基本事項に関

 して問われていることがわかっている状態なことが殆どなので、解けて当たり まえと言えば当たり前なの

 かもしれません。テストの結果を見て、初めて分かり切っていなかったことを痛感しているようです。

 

 

 3、履修してから時間が経つと記憶が薄れることに対する意識が低い

 

 これは新しい単元を勉強した直後に問題演習に取り組んだり、テストに向けて早目に対策を始めた子に多く

 見受けられる原因です。

 

 「学校で習った直後にワークに取り組み、出来ていたから大丈夫だと思っていた。」

 「前のテストでは対策が遅くて時間が足りなかったから、早目に対策をしたのに。

 

 と早目にテスト対策の勉強を始め、一度出来たから大丈夫と思い、あまり復習をしていないことが原因

 す。いくら早めに勉強をしたからといって、全く記憶が薄れないで残っている確証はありません。にもかか

 わらず、問題演習時に出来たことや今までよりも早めにテスト対策を始めて勉強量が増えたことで慢心して

 しまい、一度頭に入ったことは全て記憶していると思いがちのようです。テストを受けている最中になって

 初めて、しっかり勉強した内容でも記憶が薄れて曖昧になっていることを認識し、後悔している子が多い印

 象があります。

 

 

「分かる」と「出来る」の大きな違い

 

 しっかりとテスト対策の勉強をするまでは、「時間をかけてテスト範囲を一通り勉強しさえすれば、必ず得点が上がると思っている方が多いのでは?」、と思います。結果を出そうと思い、真剣に動き出すことですぐそこに得点という結果が見えているのに、その前にはまるでガラスの天井の如く、堅い壁が存在しています。ガラス越しにその先の風景が見えているからこそ、そこまではすぐに手が届くと思いがちですが、そこを打ち破るのにはもう一頑張りが必要となってきます。

 

そのためには先ず、「分かる」=「出来る」と思いがちな意識から「分かる」≠「出来る」と正しく認識することがスタートラインです。自分では「分かる」つもりでも、テストなどで得点しきれなかったら、一切の言い訳を捨て去り、「出来てない」、「正しく分かりきっていないかも」と謙虚に受け入れることがとても大切です。

 

そこから初めて「何故、出来なっかったのか?」、と正しい原因を探り、どう対策を講じるのか考えることが出来ます。結果を変えるためには、自分の現状を正確に認識し、過去の行動を変えて進化させるしかありません。

 

 

テスト本番で得点しきる力を養う方法

 

テスト本番で得点しきる力を養う具体的な方法はあります。但し、それは一人一人の考え方や癖、現在の状況や目標によって、どこからどう取り組むのか、定着率を考えた対策は異なってきますので、ここではその全てを披露することが出来ません。どうかご容赦下さい。

 

家庭教師アズ金沢教室では、金沢市を拠点に21年間、今までに石川県内の多くのご家庭からいただくご相談に対応させていただきました。家庭教師アズ(AtoZ)の名前の如く、最初のお問い合わせ・ご相談から初回の学習相談、その後の担当教師の人選、打ち合わせ・研修、毎月の管理まで代表の谷口が最後まで責任を持って行っております。

 

「うちの子は頑張っている割に、どうしてなかなか結果に反映されないのだろう?」

「これから具体的にどのような勉強をしたらいいのだろう?」

 

など、何かしらのお悩みやご心配を抱えていらっしゃる方は、是非お気軽に家庭教師アズ金沢教室0120-66-2020までお問い合わせいただけたらと思います。初回の学習相談では、お子さん毎に合わせた現状分析と今後の具体的な対策方法をお伝えします。

 

 

 

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket